誤解されやすい理由
発達障害は周りから「誤解されやすい」とよく言われます。それは、発達障害を引き起こす原因が関係しています。
注意、集中、我慢など、できている子は頑張ってやっています。
怠け心や誘惑に負けない努力をしています。
大人からも、
注意しなさい。集中しなさい。我慢しなさい。最後まで頑張りなさい。
と毎日のように叱咤激励されます。
だから、できない子は努力していないのではないか。
怠けたり、甘えたりして頑張っていないのではないか。
そう判断されてしまうことがあります。
ただ、 生まれつき脳の機能がうまく働かないため、みんなが注意したり、我慢したり、頑張っていることがそもそもできない子どもたちがいます。
当たり前ですが、私たちは脳の中を直接見ることはできません。
つまり、その子の外見から脳の機能の働きがどうなっているのかなんてわからないのです。
怠けたり、甘えたり、反抗心からやらないのか。
やろうと思ってもできないことなのか。
この区別が簡単にはできない、ということです。
だから、発達障害は“誤解されやすい”んです。
⇒ 発達障害は誤解されやすい
⇒ 早期発見が大切