子どもの時間と大人の時間
子どもの頃と比べ、大人になると1年があっという間に感じます。
この現象を心理学的に説明した「ジャネーの法則」というものがあります。
19世紀のフランスの哲学者、ポール・ジャネーが考えた法則で、「時間の心理的長さが年齢に反比例する」というものです。
例えば、
1歳の場合、1年の長さを1とすると、
5歳の場合、1年の長さはは1/5
10歳の場合、1年の長さは1/10
20歳の場合、1年の長さは1/20
50歳の場合、1年の長さは1/50 となります。
50歳の大人と10歳の子供とでは時間の感じ方が5倍違うということです。
つまり子どもが10分勉強することは、大人の時間では50分机に向かっている計算になります。
少し極端な考え方ですが、子どもは大人の5倍頑張っているとも考えられます。
楽しい時間も5倍なので多少は我慢してほしいですが・・・
頑張った分5倍ほめてあげたい気持ちにもなります。