発達障害の原因は脳の機能障害
発達障害は「脳の機能障害」と言われています。
「脳の機能障害」とは、
つまり、どういうことなのでしょうか。
子どもたちは日常生活の中で、色んなことを頑張っています。
例えば、
忘れ物をしないように頑張って注意する。
本当は遊びたいけど、我慢して先生の指示に従う。
今すぐ遊びたいけど、順番を待つ。
途中で諦めようかな、と思っても最後まで集中してやりきる。
大人も同じですが、私たちは毎日たくさんの小さな我慢をし、頑張って生活をしています。
そのおかげで、人間関係がスムーズで楽しいものになるのです。
それは、私たちの脳の
注意すること
集中すること
我慢すること
やるべき事柄を覚えておくこと
といった機能がしっかり働いてくれているからです。
しかし、この脳の機能が生まれつきうまく働かないため毎日の生活でつまずいてしまう子どもたちがいます。
自分の意志や努力とは関係なく、うまくできずにつまずいてしまうのです。
そして、このつまずきを発達障害と呼んでいます。
だから、発達障害は「脳の機能障害」と言われるのです。